
- ぜんまい屋の豆暦
- 忘れたステッキ
- 徳田秋聲俳句集
- 静かな場所の留守番
- 詩集 かひつぶりの卵
- 多喜さん漫筆
- 田端人
- 天上の櫻
- 梅
- ぼくのミステリ・コンパス
- 新編 嘉六集
- 道ばたの椅子 ぜんまい屋の北京
- 銭湯断片日記
- 寺島珠雄書簡集
- コンパス綺譚
- マンドレークの声
- 田端抄
- 高祖保集
- 悲しいことなどないけれどさもしいことならどっこいあるさ
- ル・アーヴルの波止場で
- 庭柯のうぐひす
- 多喜さん詩集
- 岡本喜八お流れシナリオ集
- 山田順子作品集
- もくはんのうた
- ぜんまい屋の作文
- したむきな人々
- 二月十四日
- 念ふ鳥 詩人高祖保
- 上司小劍コラム集
- 水の底
- 高祖保書簡集
- ないしょ(普及版)
- ないしょ(限定版)
- 馬込の家(普及版)
- 馬込の家(特装版)
- 幻の猫
- 稚兒殺し(普及版)
- 稚兒殺し(特装版)
- 藤澤清造貧困小説集 (普及版)
- 藤澤清造貧困小説集 (特装版)
- 宮崎孝政全詩集[私家版]
先年、惜しまれながら閉店した神楽坂の甘味処「紀の善」。お店が毎年年末に出していた小さなお楽しみ、ぜんまい屋謹製の愛らしい豆暦が、ここに勢ぞろい。
紀の善の豆暦は、絵柄も趣向も、お店の味ともども忘れがたく、その18年分すべてと、先立つ「まめで暮らせ」を一冊に収録。
ここに並びますのは、二十年分の豆暦でございます。1991年の暮れ、『ぜんまい屋の葉書』の展覧会を開いていただいた、松屋銀座「遊びのギャラリー」年末ギフトショーに出品した「まめで暮らせ」が始まり。題材が豆だから、サイズも豆で。日付もすべて活版印刷です。六月の題材として二年続けた「豆かん」は、神楽坂紀の善の豆かんです。… 敬意を表して進呈したら、お店に飾ってくださり、「うちのカレンダーを作れないかしら。」お話をいただきました。私が日本を離れるまで、十八年続いたのです。 -はじめにより


