
- 忘れたステッキ
- 徳田秋聲俳句集
- 静かな場所の留守番
- 詩集 かひつぶりの卵
- 多喜さん漫筆
- 田端人
- 天上の櫻
- 梅
- ぼくのミステリ・コンパス
- 新編 嘉六集
- 道ばたの椅子 ぜんまい屋の北京
- 銭湯断片日記
- 寺島珠雄書簡集
- コンパス綺譚
- マンドレークの声
- 田端抄
- 高祖保集
- 悲しいことなどないけれどさもしいことならどっこいあるさ
- ル・アーヴルの波止場で
- 庭柯のうぐひす
- 多喜さん詩集
- 岡本喜八お流れシナリオ集
- 山田順子作品集
- もくはんのうた
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- したむきな人々
- 二月十四日
- 念ふ鳥 詩人高祖保
- 上司小劍コラム集
- 水の底
- 高祖保書簡集
- ないしょ(普及版)
- ないしょ(限定版)
- 馬込の家(普及版)
- 馬込の家(特装版)
- 幻の猫
- 稚兒殺し(普及版)
- 稚兒殺し(特装版)
- 藤澤清造貧困小説集 (普及版)
- 藤澤清造貧困小説集 (特装版)
- 宮崎孝政全詩集[私家版]
あの一冊であなたが書かなくなったとしても悔いはない 伊良子清白の一冊きりと列んで永く記憶にのこります 竹中 郁
『かひつぶりの卵』をもらって、私はその叙情の清潔なうつくしさに惹きつけられた。めぐまれた感性のみずみずしい表現。彼の初期作品は洗われた肌のようにさわやかで、その少青年特有の抒情がいちはやく一冊の詩集を成したのである。 伊藤信吉
石川県河北郡津幡町、北国街道沿いの大きな商家に生まれた詩人、中田忠太郎(なかだ・ちゅうたろう 1907-1970)が、大正14年、19歳の時に私家版で刊行した、生涯一冊きりの詩集を復刊。