飾り罫

街の子の風貌 

  • 徳田一穂 小説と随想
  • 大木志門編

  • 四六判
  • 上製 カバー 糸かがり
  • 本文608頁
  • 限定421部
  • 頒価3700円(税・送料別)
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    本書は背幅が4.7㎝と分厚く、レータパックプラスにて発送しますので、送料は一冊520円となります。

徳田秋聲の長男で昭和戦前に父子作家として活動し、戦後は秋聲の顕彰活動に努めた徳田一穂の一巻本選集。

[内容構成]


小説  初期のモダニズム的創作、「玉の井もの」など6篇。「幕間」と「粉雪」  
    は単行本初収録


随想 「モダン東京の記憶」
     趣味だったレコードや演奏会、映画、ダンスなど都市文化についての
     10篇
   「父・秋聲の記憶と記録」
     父秋聲の思い出や、日記、書簡、俳句に関する10篇
   「思い出の作家たち」
     島崎藤村、佐藤春夫、太宰治、武田麟太郎、室生犀星、宇野浩二ら
     作家訪問記や文壇回想記など10篇
   「東京街歩き」
    「街の子」を自称する一穂が、震災、戦災、戦後の高度成長期、変わり
     ゆく東京の風景や思い出を描いた12篇

写真集 本郷森川町の家     小幡英典


「黴」の子、街の子、徳田一穂  大木志門


徳田一穂著作目録(増補版)